刃生存日記

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ひとりぐらし

やい!最近一人暮らしを始めたぞ。

一人暮らしはいいものだ。誰もいない空間にただ一人…。

漫画を描く上でこれほどいい環境はなかった。

しかし、問題は昨日の夜起きた。

母が声を掛けてこない。母の電話の話し声が聞こえない。母の食器を洗う音が聞こえない!

普段、鬱陶しいとまで思っていた雑音と視線。

僕はそれをわずららしいと認識しながらも、どこか安心感を得ていたのだ。

しかし僕は成人を迎えた少年。こんなことで弱音を吐いてはいけない。

 

次の日のことだった。

電気ガス水道が開通し、洗濯機を回して風呂に入った。

前に住んでいた家の風呂はドラム式で、ガス栓を開いたらレバーをガチャガチャしないと火釜が付かないという仕様だった。そのため、夏でも冬でも関係なく火がつきにくいため、裸の状態で5分レバーを回すというのは日常風景だった。

あげくには水圧が弱くて温度調整が壊れているのでめちゃくちゃ熱いお湯しか出なかった。

がしかし!この新居、ガスの元栓をあけて蛇口をひねるだけでお湯が出るではないか。

温度調整も簡単だ、僕はぬるいお湯が好きなのでぬるいお湯でシャワーを浴びた。

こんなに気持ちのいいシャワーは誇張抜きで5年ぶりだ!

 

問題はその後だった。

風呂の壁、床、脱衣所に飛び散った水。

僕は今まで掃除は親に任せきりだったので、トイレもあまり掃除することがなかった。

その小さな掃除が、どれだけ大変だったのか。ここに来て僕は直面することになったのだ!

洗濯が終わり、洗濯物を干す。これは自分でやっていたので苦ではない。

ごはんはずっと自分で作っていたので問題ない。

食器洗いも少しやっていたのでそれほどでもない。

僕が、ここに来て、一番苦労した、いや親のありがたさを実感した瞬間…。

 

それは、書類の管理である!!!!!!!!!

 

ガスの請求書の書類、電気、水道、新居の書類、あとなんだ、糖尿病の薬のやつとか、国民年金だとか、領収書だとか、うんちゃらかんちゃら。

 

全て親に任せきりだった事務系の作業。

これらの作業のひとつひとつが簡単にみえて実はたいへん重労働だったのだ。

市役所にいって手続きの繰り返し、それが毎月あるのだ。

 

漫画を描くのはさほど苦じゃない。

なぜなら描くのが好きだからずっと描くことに熱中出来る。

でも日常生活における作業は違った…。

今も僕の部屋には大事な書類となんかのケーブルと袋詰にした服とがらくたが転がっている。

 

ずっと漫画を描いて原稿料を稼ぐというわけにはいかない。

普段の日常、生きるということが本業であり、会社にいって働いたり、コンビニで働いたり、日雇いで働いたりした後に待ち受ける日常的作業業務!

働くだけが人生じゃない。耐えず自分の身の回りの調整を行うことが、働くために必要な事ということだ!

以上!